ペルジーニ
200年続く北の名家
フリウリと言えばイタリアワインの知る人ぞ知る銘醸地。アルプス山脈を臨むイタリアの北東端で、雪山を連想させるようなミネラルの効いた白や、エレガントな赤が造られています。
ペルジーニは歴史あるワイナリーで、創業1809年、200年以上の歴史を持ちます。18世紀からフランス系品種が出回るようになる中、フリウリの土着品種の保護に努めてきました。由緒ある貴族家系で代々引き継がれ、現在はテレサとその夫のジャコモ、そして3人の息子たちによって運営されています。畑はフリウリらしい丘陵地帯(Colliコッリ)と平地双方に計60ha所有しています。このペルジーニのワイナリーが位置しているグラモリャーノはBIO地区として地域全体でサステナビリティ(持続可能な生産)に取り組み、オーガニックを始め環境に配慮した生産が行われています。ペルジーニもそのうちの一人。オーガニックながら、徹底した低温での温度管理や酸化を防ぐ窒素ガスの使用などにより、淀みない清らかなワインを造っています。