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ファットリア・レ・ソルジェンティ

「泉」のキアンティ

キアンティとは、言わずと知れたイタリアを代表する赤ワインで、トスカーナ州のキアンティ・エリアで造られます。その広大なエリアは細分化されており、キアンティ・コッリ・フィオレンティーニはフィレンツェ近郊で造られるもので、格付けはもちろん最高のDOCG。

この地区はメディチ家の恩恵を受けてきたため、ワイン産地としての歴史は古いです。

現オーナーの祖父アルビーノ・フェッラーリ氏は1959年からオリーブ畑やブドウ畑の作付けを始め、現在のワイナリーの土台となるVilla Fattoriaヴィッラ・ファットリアを造りました。パルマで弁護士だった孫のガブリエーレ・フェッラーリ氏とエリザベッタ夫妻の結婚式の際、参列したアルビーノはシャルドネ、カベルネ、ジャッジョーロの苗木をプレゼントしたそうです。ガブリエーレとエリザベッタはハネムーンでこの地を訪れ、ヴィッラ・ファットリアに心奪われました。両親の反対を押し切ってパルマから移り住み、現在は息子たちと共に家族でワイナリーを営んでいます。

ソルジェンティは「泉」を意味しますが、敷地内に恵みをもたらす3つの泉がその名前の由来となっており、水質保全を行っています。

60ヘクタールという土地を持ちながら、ブドウ畑は僅かに16ヘクタール。残りは同じくらいの面積のオリーブ畑と広大な森です。最高品質のオリーブオイル「ラウデミオ」は、数々の受賞歴を誇ります。すべての土地を畑にはしないことで、森で養分を蓄積でき、継続性のあるワイン造りができます。

オーガニック以上に、「土地・空気・ブドウ畑・水」の4つの観点からサステナビリティ(持続性のある生産)に取り組んでおり、イタリア農務省の認証も得ています。

愛くるしいリスがワイナリーのトレードマークとなっていますが、リスは現地で森の世話係と言われます。冬眠前にリスが埋めた木の実が春に芽生えることから、森の繁栄の象徴とされているそうです。

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